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有馬記念の人気投票って


有馬記念って知っていますか。競馬に興味が無い人でもこの有馬記念は聞いたことくらいはあると思います。

中央競馬(JRA)のG1レースの中でも1,2位を争うくらい注目の集まるレースです。他のレースとちょっと違うところは、ファン投票があってその上位10頭には優先出走権が与えられるということです。

毎年競馬ファンが好きな馬に投票するわけですが、ではその上位10頭がすんなり出走するか(出来るか)というとそうでもありません。

人気の馬が一堂に会してのレースは皆が夢見る”ドリームレース”ですが、競馬の場合は馬それぞれの距離適正というのがあり、短い距離が得意な馬と長距離が得意な馬と分かれるわけです。

有馬記念はレース距離が2500メートルで長距離レースの部類に入ります。短距離で強い人気馬には有馬記念はどうしても不利になりますね。だからせっかく人気投票で10位以内に選ばれた馬でも出走を回避する馬も多いんです。

それだけでなく、馬のレース間隔のローテーションや体調(調子)の具合で回避する陣営も多いわけですね。

結果、人気10位以内に選ばれてもその中から実際出走するのは半分いるかいないかくらいでしょうか。詳しく調べてはいませんが、今まで「あー、この馬出走してくれないんだ、残念。つまらない有馬になっちゃうなー」と
よく思っていましたから、人気投票なんてあんまり意味ないなーとか感じていたりもしていたのです。

今年は人気10位以内のうち出走予定は3頭のみ。(オルフェーヴル 1位・ゴールドシップ 3位・エイシンフラッシュ・5位)他に強い馬もいたのですが、残念な結果です。

今年は間違いなくオルフェーブルが1番人気で有終の美を飾ってくれる・・・でしょう。

一競馬ファンのわがままですが、強い人気馬は距離が合わなくても出走してほしいなと思ってしまうのです。


20年以上前に「ダイタクヘリオス」という人気の馬がいました。G1レースも勝っている強い人気馬でしたが、距離は1200メートル~1600メートルくらいまでが合っているマイラー(1マイル=約1600メートルくらいが合っている馬)でした。

勝つかボロ負けするか「一か八か」みたいな馬で、そんなところが大好きだったのですが距離の合わない有馬記念に出走してくれたんです。2回出走して5着、12着とチョイ負け・ボロ負けでしたがすごく嬉しかったことを覚えています。

ファンも距離が合わないのはわかっているけど出てくれてら絶対盛り上がるとわかっていて投票しているんですね。

当然(?)負けましたが、ファンの期待に応えてくれた馬主・厩舎そしてダイタク君に感謝です。記憶に今でも残る馬の一頭です。


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ジャパンカップについて思うこと

競馬の話です。僕は競馬が大好きです。

僕が競馬を一言で言い表すとすると、「唯一泣けるギャンブル」、、ですかね。(一言ではなかった) 勝ち負けじゃないところに感動があるんですよ。(もちろん掛けた馬が勝てば最高ですが)

リアルタイムで毎週のように見るようになったのは、タマモクロス、イナリワン、サッカーボーイにオグリキャップあたりが現役だったころです!すみません、興味ない人には全くわかりませんよね。昭和63年頃だったと思います。

競馬には国が管轄する中央競馬(JRA)と地方自治体が運営する公営競馬と2種類あるのですが、僕が主に見るのは中央競馬(JRA)の方です。毎週土日に開催されてテレビ中継もされているので見たことある方も多いのではないかと思います。

ジャパンカップとは、日本で開催される国際レースのうち一番グレードの高い(「G1」といいます)レースで、毎年海外の強豪馬が参戦して日本馬とデッドヒートを演じて長年盛り上がってきた大きなレースの一つです。

ところが、ここ最近は(強い)外国馬の参戦が少なくなり、今一つ盛り上がりに欠けるという状態になっていました。

「凱旋門賞(フランスの世界的にも有名な権威のある大きなレース)に勝ったあの馬が日本にやってくる!日本馬とどんなレースをしてくれるんだろう・・ドキドキワクワクッ!」みたいなことがなくなってしまったわけです。

理由は地理的に日本は欧米からは距離が遠く、馬に負担をかけやすいことや、欧米の競馬シーズンのローテーションとジャパンカップの時期が合わないことなどがありました。(ほかにもありますが)

かつてジャパンカップが創設された頃は競馬の本場である欧米に比べて日本馬はレベルがまだ低かったため欧米の強い馬に「追いつき追い越せ」が日本競馬の目標・夢でした。実際当時は欧米の馬に日本馬は敵いませんでした。

でも近年日本馬のレベルはもう欧米のそれと遜色ないくらいに強くなり、むしろ地の利がある日本では日本馬のほうが強いのではと感じるようになってますし、実際ここ最近は圧倒的に日本馬が優勝、または上位を占めているのです。
正直、もう創設から10年目くらいまでのワクワクドキドキ感は全くなくなってしまったといっても過言ではありません。(今年で31回目)

マスコミが一生懸命盛り上げようとはしますが、なんかさみしい感じなんですよね。昔みたいに「いやがおうにも」盛り上がるってことがないんですよね。

日本馬のレベルアップを図るという創設当初の趣旨の一部は達成されてきたこともあり、レース自体も見直す
時期が来ているのかなと思います。(今年も予想通り日本馬が勝ちました)

時代はこうやって移り変わってゆくんですね。。

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